2018年5月11日金曜日

過去の人が時々「フゥーッ」と脳裏によみがえる

今朝、ミサへ行くとき、ホームから見た日の出前の風景です。有明海に雲仙岳。空には、三日月があるのが、わかりますか。今日も、平穏で、無事な日が始まる。「生きているだけで、素晴らしい」。そんな声が聞かれる。本当に、そうだろうか。
★聖コルベ館に居たとき、「わたしは仏教です」という女性が、やってきた。トマ修道士は、コルベ神父のご像の前で一緒に写真に撮った。気に入ったのか、女性はトマの本を、沢山、買って帰った。忘れた頃に又やってきて、「本は、息子や孫に配ったり、近所の人に差し上げたりした」と、いたくコルベ神父やゼノさんに惚れ込んで、以来、聖母の騎士の事業を応援して下さる様になった。度々聖コルベ館に来るので、当方からお宅に、お礼に訪ねたこともある。「生きているだけでなく、人助けが何よりの生き甲斐」と女性の顔は、イキイキとしていた。「助ける人の顔は、輝く」。そう思った次第です。
★女性が90歳になったとき、また「小崎さん」と訪ねてきた。「骨折したが、元気になった。お恵みですよ」という。出会って、大きな喜びだった。「おばあちゃん、長生きしてね」と声をかけつつ、娘さんの運転する軽ワゴン車を見送ったが、あの女性は忘れない。あれから何年が経っただろうか。女性とは連絡せずに、疎遠になっている。いま、トマも90になって、脳裏には、このように過去の人が時々「フゥーッ」と、よみがえってくる。

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