2017年10月14日土曜日

運動会。ホーム全体が、笑いと拍手で一体となった

楽しい半日だった。午前中に、期待の運動会は行なわれた。看板を見れば、50回を数える。それだけ歴史があるわけです。園長神父さまのお祈りから始まる。ちゃんと国旗掲揚も、聖火の入場もあった。職員は色々工夫する。棒に赤い火の色紙をつけて、室内を一周して立った棒の上に火を灯す。すると、細く切った赤く長いタバが、フニャ、フニャと立ち上がる。自然と皆さんの拍手が起こる。競技は、パン食い競争から出だしとなる。車椅子も、歩ける人も、介助を受ける人も、パンに向かって突進する。こうした開催の目的は、職員も入居者も心も体も一体になることです。親密さが湧いてくる。左の手の指と、右の手の指が、交差して、組み合うわけです。その喜びを感じた。だから笑いましたよ。拍手しましたよ。生きている喜びを感じましたよ。赤組と黄色組に分かれて、細いフーセンの輪をリレーで次の人に渡す競技もあった。90歳も、80歳も、誰でも喜んで、フーセンの輪を隣の人に急いで送る。それに使う棒は、新聞紙を細く丸めて職員が手間をかけて作った道具だった。
男性の職員歴が短い2人が犠牲になる。2人は走って、女性の衣装が掛かった場所へ行き、自分好みの衣装をまとって、また戻ってくる。すると女性職員や入居者の女性が加勢して、2人にお化粧をほどこす。どんな女装が出来上がるか。こういう変わった競技に人気がある。よって、たかって、2人の顔に、塗って、塗って、塗ったくり、仕上がったのが見事な女装でした。どちらが美人か、皆さんの拍手の音で決まった、コクな競技もあった。まあ、女性職員は多いので、色々考えるわけです。入居者も女性が多いので、こんな競技は受けますね。出来上がったのが、この姿です。まあ、この写真を見ても、楽しさはわかるでよう。最後には白い袋に入った「おみやげ」のお菓子も頂きました。こんな楽しい日、笑える日は、毎日来るといいね、と思いました。園長神父さまから、代表で、私がお菓子をもらいました。


1 件のコメント:

  1. 50回運動会おめでとうございます、職員様の
    一生懸命と皆様のにこやかな笑顔が素敵です
    ありがとうございます。

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