2017年6月18日日曜日

「父の日」。天の御父にも感謝。父の思い出は無し

「父の日」です。日曜日でもある。ミサのとき、お説教で、「天の御父のことも考えて、賛美と感謝を捧げましょう」とあった。
★左は、昨日、行なわれた父の日の集いで、男性各人に贈られたカードです。横は9cmある。手作りです。本人の写真もあるし、赤白の蝶ネクタイも付いてある。左下に、花の模様。職員さんが、こんなのを、22人も居るのだから、手分けして作るのも大変だし、先ず心が篭もらなければ、今時、誰もしないでしょう。嬉しい限りです。
★カードを広げると、横が17cm、下のような「字」が現われる。「いつも感謝です。心から、ありがとう」。どちらが、この言葉を言うはずですか。ボクたちだよ。お世話になって、グチをこぼして、痛みを訴えて、本当に、こちらの方が、「ありがとう」です。ヒマワリの花も貰いました。
★私の父の思い出は、殆ど無い。7歳のとき、胆石病で、北朝鮮に出稼ぎに行っていた町で、内地ならば手術は出来たろうに、現地では手術も出来ず、46歳でなくなった。父に、早死にされたのは、本当に悲しいよ。母親が、どんなに苦労したことか。母は、そのとき35歳だった。
★人は、父親から人生の中で、大きな影響を受けて育っていく。それを欠いていたのは損だったと思う。修道士だから、父親には、なれなかった。これも我が人生だ、と思う。
★ホームの男性たちは、戦前、戦後、みな、たくましく生きてきた。ご苦労が多かったのか、ハゲた人が目につく。関係ないか、な。
★他人と違うけど、1人1人召された人生だった。比べなくても、いい。私は私で十分の道を歩いた。私しか歩めない、この道は・・・。十分満足してよい。苦しみ、あっても、この道なのよ。道にユーモア、ゆとりを残す。これがホンモノ。デキタ人間、といいます。
★ホームの昼食のメニューは、山菜の混ぜ寿司、お刺身(イッサキ)、エビの天ぷら、すまし汁、ジョア、だった。

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