2016年8月8日月曜日

長崎・原爆・供養のお花が今年も届く。平和をいのる

今年も届いた「長崎・原爆・慰霊の花束」。原爆死した私の母の冥福を祈ってくれるお花です。北九州の娘さんとお母さんから毎年、贈られてきます。
★娘さんが小学校6年生のとき、長崎へ修学旅行に来た。当時、原爆の語り部をしていた私が、そのクラスに話をした。すると娘さんとの文通が始まり、「中学生になったから、平和を願って、千羽鶴を折ります」というのです。千羽の鶴を折るのは大変ですよね。部活もあるし、勉強も忙しいでしょう。
★でも毎月、百羽の鶴を折りつづけ、私は、その鶴を、長崎の「恵が丘・原爆ホーム」の老人に持参して、部屋に飾ってもらったのです。結局、10人の被爆者の老人たちに、平和と愛の折鶴を届けることが出来ました。
★それで終わりかと思ったら、いつの頃から、毎年、原爆の日になると、私の母親の供養のために、お花が届くようになった。もう何年になるか、覚えません。このように、ご縁をつづけてくださるのは、本当に珍しい出来事です。
★私が娘さんに話をしてから、16年の歳月が流れている。あの小学生の少女は、結婚して、2児の母親になっている。北九州に、訪ねたこともあった。お花を持って、写真を撮って、お礼の手紙を出しました。本当にありがたいことです。感謝しか、ありません。
★原爆で、廃墟の丘に立った私は、17歳でした。そのとき、本心から思ったよ。「戦争は、2度と、いらない」「兵隊さんも、いらない」「原爆は怖い。やめてくれ」。71年、時代は変わったね。
★ポーランド国営テレビ取材班が、昨日・夕方、長崎・聖母の騎士に着いた。今日の朝からミサの撮影に入った。明日、行きます。
★7月31日の日記に、「修道院の奇跡・沈黙すれば、するほど、人は豊かになる」の本の紹介が新聞に出ていた。読みたいな、と書いたところ、東京の「元日のエリザベット」さんが贈ってくれた。
★広島から、箱入り「桃」をいただいた。沖縄から、箱入り「マンゴー」をいただいた。

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