2016年4月7日木曜日

苦しみ、痛みに、喜びを見い出す。いまの心境です

「苦しみ、悲しみは、あちらから、やってくる。喜びは、自分で見つけるもの。苦しみ、痛みのなかに、喜びを見い出さないと、息切れする」。これは2年前に書いたメモの言葉です。本当に、痛み、苦しみは、突然にやってくる。その中で、自分で喜びを見つけないと、シンドイです。何んか、今の心境に、よく似ている、わかるなァ、という気持ちがします。この言葉は、終戦直後に、五島に居られた松下佐吉神父さま(故人)が、ある司祭におくられた手紙の一節です。
★2年前の4月というと、その頃、毎月、2泊3日で、島原半島のオバマ温泉へ保養に行っていました。原爆・被爆者の手当が出ていたからです。そう、10年近くは通いました。軽自動車を自分で運転して行く。4月のメモに書いている。「86歳になって、春、4月、なぜか気が進まぬようになった。こりゃ、ダメだ。運転して行けない。ワンストライク。オバマに行けない。ツウ・ストライク。あとは、アウトのみ。がんばって行こう。行って良かった。気持ちがはればれとなった。明るくなった。声を大きく出そう」
★あれから2年が経った。もちろんオバマ温泉に行けなくなった。声も大きく出なくなった。だが、「アウトだ」とは考えたくない。ファール・ボールが、3つも、4つもあったから、ホームまで「いのち」をつないだ、そう思いたいです。喜びは、どこから湧いてくるか。いま、教会で、共同のロザリオから帰ったところです。わたしに、「信仰しているからよ」といったシルバーカーの先輩女性は、うしろの方で祈っていた。

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