2015年7月18日土曜日

小さな虫にも、いのちがある。辛抱づよいバカになれ

廊下を散歩します。2階の窓辺に、しっかりと、しがみついている「虫」を見つけた。「何の虫だろう」。わからない。「キリギリス」と誰かが言った。窓を叩いても、飛んでいかない。「暑いので、ここで避けているのかな」。思いますよ。となりの窓をあけて、新聞紙をまるめて、追い払おうとすると、飛ばずに、上の方に場所をかえて登っていく。★いのち、あるものが、いとおしく、なりますよ。暑いのに、毎年のことですが、ホームの皆さんも懸命に生きています。わたしも、その1人です。「一番、苦しんだ人が、人の苦しみも、わかる。苦しまない人は、人助けもできない。わからない」。そう言ったホームの人がいた。「辛抱づよいバカになれ」

1 件のコメント:

  1. 小さなことに目を留めてそこから物語が始まる小崎さんのお話はとても好きです。
    普通の普通の生活から、なにか新しい視点でものをみる知恵をこのブログからいただけます。
    それを人は芸術ともいうし、神様を見るともいうように思います。
    ひとつの草、小さな虫、天気の変化それを楽しみ、愛しく思えるひとに私も近づきたいと思います。

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