2014年3月3日月曜日

亡くなった古川さんの冥福を祈ります。女性の訪問客。

3年前、いっしょに暮らしていた古川神父さんが、室内の階段で倒れて亡くなった。2月の16日であった。先日、命日を迎えて、その朝は、ミサで祈っていた。その古川神父さんを偲んで、1人の女性が聖コルベ館へ来た。女性はカトリック信者でないが、古川さんとは、茶道、華道で、面識があるといった。古川神父さんも幅広いお方で、茶道、華道の免許を持っていた。教会外にも、仲間がいたわけだ。「古川さんが亡くなられたと聞いた。茨城からです」。女性は、佛壇に、お線香をあげて、お参りをしたい、そんな感じだった。聖コルベ館には祭壇はない。お花料や、お菓子までも下さった。どのように接待すれば、いいのか。なんとか、女性を喜ばせたい。せっかく、お出でくださった。「ちょっと、待っていて、ください」。事務室で、葬儀のときのカードを1枚探して、差し上げた。ひじょうに喜ばれた。次に、写真を捜した。大きな遺影があった。「ああ、この方よ」と、懐かしげに、見つめておられた。「年賀状を差し上げたら、戻ってきた。電話で問い合わせると、急に亡くなった、とお知らせがあった」。こんなにして訪ねて偲んでくれるなんて、古川神父さん、幸せよ、と、この日は懐かしく過ごした。

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