2012年11月23日金曜日

修道会の金祝、銀祝。見知らぬ人の祈りのおかげですてくれた

お祝いがあった。誓願を立てて、50周年。金祝の修道士が、2人。合わせて、司祭叙階25周年の銀祝者が2人。大勢の人々が集まり、祝賀のミサ、その後、ホールで祝賀会が行なわれる。皆さん、おめでとう。司祭として、25年を過ごすのは、大変だったでしょう。苦労があったでしょう。華やかな祈りのミサが行なわれた。金祝の修道士は、ミサに与り、感謝し、祈っていた。祝賀会で、修道士の親戚・縁者は誰も居なかった。最後に各人が挨拶したが、私には修道士の淡々とした話が胸を強く打った。「50何歳で、ブラジルへ宣教へ出かけた。50年前に、何も知らずに、コルベの名前に惹かれて、ここに入った。最近、ある夜、ふと思ったことがある。これまでレールの上を走ってきた。しかし自分は何を功績にたてただろうか。何も無い。何もないのに、つづけてこられた。これは皆さんの祈り、特に、私の知らないところで祈ってくれている人がいた。その人の隠れた祈りで、今の自分があるのを強く感じた。そして感謝した」と、このように淡々と語った。すばらしいハナシであった。「エライ」「偉い」と心のなかで私は叫んだ。78歳になると、老いて、シワのよった顔の修道士の胸に、大きな赤いお祝いの花が飾られていた。これからも健康に気をつけて、長生きして、神さまのため生きてください。祝いつつ、祝賀の豪華な料理をパクパク食べて、後は知り合いの人たちと、語った。

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